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ごみ屋敷の相談窓口

ゴミ屋敷をなんとかしたい!と思いながらも相談できる窓口が分からず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。今回はごみ屋敷の相談ができる窓口や片付ける手順についてご紹介します。

 

自分や身内のごみ屋敷に関する相談

自分の家や実家がごみ屋敷化してしまった場合の相談窓口のご紹介です。

 

●自治体

まず挙げられるのは、お住まいの市区町村にある役所です。清掃の際に苦労する大量のゴミの処分方法やゴミ屋敷化してしまう根本的な解決に向けての相談ができます。

自治体によってはゴミ屋敷について独自の条例が定められており、状況に合わせて職員による訪問、片付け方の指導、福祉施設の紹介などのサポートを受けれます。

 

●地域包括支援センター(65歳以上の方)

65歳以上の方であれば、地域包括支援センターを利用することも可能です。地域包括支援センターは、市町村が主体となり、保健師・社会福祉士・主任ケアマネージャー等が配置され、高齢者の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことを目的としています。

高齢者および高齢者を支える人たちが利用可能です。 具体的には、対象地域に住んでいる65歳以上の高齢者、またはその支援のための活動に関わっている方(主に家族)となります。

ほとんどの自治体が無料で相談できますので、対象者であれば上手く活用しましょう。

 

●ごみ屋敷の片付け専門業者

最も最短で片付けを進められるのはごみ屋敷の清掃業者です。引越しや何か理由があり、片付けを急ぐ必要がある場合なども専門業者であれば速やかにごみ屋敷を片付けられます。

 

ごみ屋敷を解決する手順

ごみ屋敷はそのままにしておくと、更にゴミの量が増えて片付けが大変になります。できるだけ早く、ごみ屋敷を片付けるための行動を起こしていきましょう。

●誰かに相談する

ひとりで抱え込んでもなかなか片付けが具体的に進められないこともあります。身近な相手に相談が難しければ、お住まいの自治体にまずは相談されてみてはいかがでしょうか。先述の通り65歳以上の方であれば、地域包括センターもおすすめです。なお、早くごみ屋敷を片付けたい場合は、ごみ屋敷清掃業者に連絡をしてみましょう。

 

●片付け作業をする

ごみ屋敷の片付け方法は、自分で片付けるか、業者にお願いするか、のいずれかです。お金のことを考えて自分でしようと思う人もいるかと思いますが、ごみ屋敷の片付けは大変骨の折れる作業なので途中で片付けを断念する人も少なくありません。自分1人では難しそうと思う場合は、無理せず業者にお願いするようにしましょう。

 

●必要に合わせて治療やリハビリを受ける

身体が不自由になったり、精神的にショックな出来事がきっかけでお家をごみ屋敷化してしまった方もいます。ごみ屋敷の再発防止のためには、身体や精神面を健康な状態にすることも大切な要素です。片付けが終わった後でもいいので、必要な治療を受けることも検討しましょう。

 

ごみ屋敷清掃業者の選び方

●「一般廃棄物収集運搬業」の許可業者

原則、個人の不用品の処分は市町村で発行される一般廃棄物収集運搬業の許可がないと行ってはならないと法律で決まっています。そのため、ごみ屋敷の依頼先は「一般廃棄物収集運搬業」の許可業者から選ぶのがおすすめです。

許可証なく個人のごみ処分をしている業者は法律上処罰の対象となり、業者はもちろん、依頼主も処罰の対象となるので注意しましょう。一般廃棄物収集運搬業の取得業者かどうかは、業者のホームページをみると確認できます。

 

●過去の実績を公開している

優良な業者は過去の清掃実績をホームページなどで公開しています。ごみ屋敷の清掃実績が過去にあるか事前に確認すると良いでしょう。

 

●作業内容の内訳が明確である

ごみ屋敷の清掃作業といっても業者によってサービス内容はさまざまです。ごみ屋敷の状況によっても必要な作業内容は異なります。見積もりがでたら、どんな作業が含まれているのか不安が消えるまで確認するようにしましょう。

 

●親切で相談しやすい

料金が安い業者は大変魅力的に感じますが、それだけで選ぶと後からトラブルに遭う恐れもあります。ごみ屋敷の片付けを進めるのは、身体的にも精神的にも疲れるものです。安心していろいろ聞けるような相談しやすい業者を選ぶようにしましょう。