不用品回収業者の見分け方
「たくさんある不用品回収業者の中からどうやって選んだらいいんだろう」
「悪徳業者だったり、トラブルに巻き込まれたりしたら怖い」
不用品回収サービスを初めて利用される方は、業者選びに不安を感じられる方も多いです。本記事では、不用品回収業者の見分け方やトラブルを未然に防ぐポイントなどをご紹介します。業者選びに迷われている方はぜひ参考にされてください。
◉必要な許可を取得しているか
・古物商許可
不用品回収業を運営するには、まず「古物商許可」を取得しているか確認しましょう。事業として中古品の売買・レンタル・交換をする際には必要となります。警察署が発行する許可で申請すれば基本的に取得できますので、最低限もっておくべき許可といえます。
※ご注意※
許可は業者によっては偽って記載していることもあるので、これからご説明する他の条件も合わせて確認するのがおすすめです。
・一般廃棄物収集運搬業許可
合わせて取得していると望ましい許可として、一般廃棄物収集運搬業許可があります。
「一般廃棄物収集運搬業許可」は市区町村ごとに取得する必要があり、現在は新規業者の登録を受付してない自治体がほとんどです。なお、一度剥奪されると再取得が難しいため、ごく一部の事業者がもっている信頼性の高い許可証となります。
一般廃棄物処理業許可業者名簿
https://www.city.kagoshima.lg.jp/kankyo/seiso/haikibutsu/kurashi/gomi/jigyosha/ippan/mebo.html
鹿児島市の業者であれば、上記URLから確認が可能です。当社も名簿に載っております。
◉料金が分かりやすいか
見積もりや料金の説明が分かりやすいかという点も重要です。
特に不用品回収サービスは見積もりになかった追加料金によるトラブルが後を絶ちません。
・見積もりは無料でしてくれるのか
・追加料金はどんな場合に発生するのか
・料金に不透明な部分がないか
などをしっかり確認しましょう。
中には、「一式」や「プラン」などの表現のみで内訳を省略する業者もいますが、必ず内訳を確認するようにしてください。なお、料金に関しては出来る限り、口頭ではなく文面で残るようにすると安心です。もし、文面で残すことを拒むような業者であれば避けたほうがよいかもしれません。
所在地や会社の情報が記載されているか
会社情報が公開されているか、ホームページを持っているのかということも業者を見分けるポイントとなります。
特に特定の地域密着で運営している会社は信頼を非常に大切にしますので、長く運営している会社は信頼度が高まります。法人であれば、会社を設立した年月日などもネット上に公開されているので、事業年数や業歴を確認しやすいです。個人でも優良な不用品回収業者はたくさんありますが、創業年数などは確認がしづらいことも多いので、最低でも過去の実績やホームページがあるかを確認するようにしましょう。
やたら自宅に訪問したがる
不用品回収の申込みは電話やネットで行うのが主流です。もしも、連絡するやいなや自宅に訪問しようとする業者は注意したほうが良いでしょう。通常、不用品回収業者は実際に現場を確認する必要があると判断した場合のみ訪問します。なぜなら、業者としても現地訪問しないほうがコストも時間もかからず生産的だからです。明確な理由もなく、やたら自宅に来ようとする業者は怪しいと考えて気をつけましょう。
実績を紹介しているか
優良な業者は、共通してこれまでの実績をホームページなどで公開しています。経験が豊富かどうかを見分ける目安になりますので、ぜひチェックしましょう。過去の実績が確認できない業者は避けたほうが安全かもしれません。
損害賠償保険に加入しているか
不用品を運搬する際、不慮のアクシデントで家の壁や床に傷がついたり、破損したりする可能性もあります。優良業者では万が一に備え、傷害賠償保険に加入していることが多いです。見積書やホームページなどで、保険加入の有無を確認するようにしましょう。保険に加入していない業者の場合、補償を受けられないのでご注意ください。
「無料」回収のチラシやトラックは避けたほうが安全
無料回収を謳うチラシや巡回トラックを見たことがあるかと思いますが、通常サービスを全て無料でするということはありません。無料でできる、なにかしら理由があります。例えば、不用品回収は無料にして他のものを購入させたり、色々条件をつけて請求されることがほとんどです。トラブルのもとになる可能性が高いので「無料」「激安」には十分お気をつけください。