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遺品整理の費用相場について

遺品整理サービスとは

遺族などに代わり、故人の住居の整理や片付けを行うサービスです。遺品が大量の場合や、故人と離れて暮らしていた遺族のご依頼によって近年利用者が増えているサービスです。

 

【遺品整理の費用相場】

さっそく、気になる遺品整理サービスのおおまかな料金目安をご紹介します。

●1R・1K:3万円~8万円 

●1DK・2K:10万円~13万円

●1LDK・2DK:18万円~21万円 

●3LDK・4LDK:21万円~24万円

●4LDK以上:25万以上

遺品整理の料金は、故人の残した荷物の量や種類、住居の状態によって様々です。

また、後ほど記載するオプションサービスが必要かどうかによっても料金に差がでます。

遺品が少なかったり、片付け作業が短時間で終わりそうな場合は、相場より料金は安くなります。

記載の料金を目安として、数社から見積もりをとってみると良いでしょう。

 

【遺品整理のサービス内容】

・遺品の片付けと分別

・不用品の処分

・簡易清掃

・荷物の搬出と移動

遺品整理サービスの基本内容は遺品の片付けと処分です。遺品には、大きな家具や重い家電があることも多く、搬出や処分には体力も時間も大変かかります。経験豊富な専門業者にお願いすれば、片付け・分別・運搬・処理まで多くの作業をお任せすることができるので安心です。

 

【見積もりの内訳】

住居の大きさ

住居が広いと荷物の量も種類も増えます。そのため、作業時間や人員が多く必要になるため、料金が高くなります。

荷物の量

同じ広さの部屋でも荷物が多い場合は、こちらも作業時間や人員が必要です。場合によっては、荷物を運搬するために大きな車両を準備する必要がでてくるため、料金が高くなります。

処分品にかかる費用

不用品の処分代は品物によってさまざまです。粗大ゴミの量が多ければ、料金も高くなります。状態のよい品物があれば買取を行ってくれる業者も多いので、事前に買取依頼ができそうなものがあるか確認しておくとよいでしょう。

オプションサービス

故人のお部屋の状態によっては、遺品整理に加えて以下のような作業をする必要がでてきます。オプションサービスとはなりますが、プロが速やかに作業を進めてくれるので、必要な際は依頼することをおすすめします。

・解体作業

・エアコンの取り外し

・仏壇・遺品供養

・害虫駆除

・ハウスクリーニング

 

周辺環境

住居の立地によっても料金が変わる可能性があります。マンションであれば、エレベーターの有無やお部屋の階数によっても見積もりが異なってきますし、戸建てであっても、近くに駐車スペースがない場合は駐車場代も含めて料金が上がることもあります。見積もりの際は、住居の周辺環境も事前に伝えておきましょう。


見積もりの注意点

・解約を依頼したら、高いキャンセル料が発生した

・不用品回収費はとても安かったけど、割高な交通費や出張費などを請求された

・作業当日に追加費用がかかり、見積もりの2倍以上になった

「見積もり書に記載がない」「事前に説明のない」追加費用の発生によるトラブルが多いです。

依頼する前に解約料や追加費用となる内容を必ず確認するようにしましょう。

また、料金やサービス内容といった重要なことは書面で提示してもらうようにしてください。

口頭のみで済まそうとする業者は十分注意しましょう。

 

【遺品整理を安くする方法】

遺品整理サービスの料金を安くするポイントは、事前に自分で出来ることを済ませておくことです。

遺品整理の料金が安くできる工夫をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

●できる範囲で自分で片付けをする

遺品の量や種類が多いほど料金は高くなります。そのため、できる限り事前に品物の整理やゴミ処理をしておくことが料金を抑えるコツです。ただし、遺品整理の作業は故人との思い出や記憶が蘇り、心の負担となることもあります。無理のない範囲で取り組むようにしましょう。

 

●フリマサービスを活用する

近年はフリマアプリなどで不要なものを手軽に売り買いできるようになりました。品物の中に状態の良いものがあれば、利用してみると良いでしょう。自分で売り値を決めることができる上、入金分は遺品整理サービスの利用料に割り当てることができます。ただ、自分で売る場合は、出品作業や買い手とのやりとり、商品の発送手配など手間がかかります。

当社も含めて、不用品買取も行う遺品整理業者もいます。自分でするのに負担を感じる場合は、無理せず一緒に依頼するようにしましょう。